Home » ニュース » 「戦力」欠き農家焦り 新岩手農協管内の実習生問題

「戦力」欠き農家焦り 新岩手農協管内の実習生問題ジパング協同組合

category : ニュース 2014.5.11 
Pocket

新岩手農協(本所滝沢市)の農家で今年受け入れる予定の外国人技能実習生88人が入国できない問題で、関係者は10日、先行きが見えない状況に危機感を募らせた。この問題の背後には深刻な担い手不足がある。キャベツやレタスの一大産地の岩手町や一戸町では、実習生は事実上の戦力として一翼を担う存在。作付けも来日を見越して進めているだけに、農家は焦りの色を濃くしている。

岩手町久保のいきいき農場(三浦正美代表)は、日本人スタッフのほかに毎年海外からの長期実習生を受け入れている。今年は3人を迎え、24人体制で臨む予定だった。

担い手を育てるために求人も行っているが、近年は応募が減少。三浦代表(58)は「食は生活の原点。日本の若者に携わってほしいが、農業を志す若者が少ない」と嘆く。

一戸町の生産者は、事態が好転しなかった場合、地元雇用による人手確保も視野に入れる。ただ、過去に地元高齢者をパート雇用した農家からは「急に来られなくなるケースもあり、腰を据える実習生の方が計画通りにいく」という声も。同町奥中山の男性生産者(53)は「求人に効果があるかは分からない。作付けした分は朝から晩まで働いても収穫しきれるか不安だ」と危機感を強める。

 


コメントフォーム

Copyright(c) 2014 ジパング協同組合 All Rights Reserved.