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【中国BBS】日本で働く・・・「月額9万円なら行くべきではない」ジパング協同組合

category : ニュース 2014.4.19 
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外国人研修制度は開発途上国の人びとに対し、日本の進んだ技術や知識の修得を支援する名目で行われている。だが、その実態は低賃金の労働力確保のために用いられるケースもあり、外国人も出稼ぎ目的で訪日する場合がある。

 アベノミクス効果で景気が回復傾向にあるとはいえ、中小企業にとってはまだ苦しい状況が続いている。そのうえ最近の円安の影響もあってか、日本で研修生として働く外国人にとっても厳しい状況のようで、なかにはある日突然、失踪してしまう研修生もいるようだ。

 中国大手検索サイト百度の掲示板に、日本で働いているという中国人が6日、「今日、中国人研修生がまた2人姿を消した」というスレッドを立てた。スレ主の職場では最近、残業がないため手取り給料が減っており、研修生は8-9万円しか手元に残らず、スレ主が出勤したところ2人の研修生が荷物とともに姿を消していたという。

 実際、研修生の失踪は頻繁(ひんぱん)に発生しており、不法滞在者数で見ると中国人は韓国人に次いで2番目に多いのが現実だ。研修生らは「研修」という在留資格で日本に滞在しているため、失踪後は当然ながら合法的な滞在資格を失い、不法滞在者となる。

 スレッドに寄せられた中国人ネットユーザーたちのコメントを見ると、「円安なのに研修に行くのか? 逃げないほうがおかしいだろう。知り合いがいれば不法滞在してもやっていけるだろう」、「残業のない会社なら、確実に逃げるさ」など、姿を消すのは当然だとの意見が寄せられた。失踪したことを咎めるコメントはほとんどなく、カネと法律に対する中国人の考え方がよく表れている意見と言えよう。

また、9万円しか給料がもらえないことに驚きの声もあり、「たった9万円だったら中国で仕事したほうが良い」、「9万円しかもらえない日本に行くべきではないな」などのコメントが寄せられたが、つまり中国人研修生は“技術の習得”が目的ではなく、“出稼ぎ”が目的であるゆえと判断できる。

一方で、「研修生は抑圧され搾取される可哀想な人たちだ」と同情する声もあった。最近では改善されつつあるというものの、劣悪な環境のなかで低賃金で働かせる違法行為すれすれの企業があることも事実だ。本来は、労働力不足を解消でき、技術移転もでき、研修生本人にとってもメリットのある制度であるはずだが、実情は異なる場合が多いようだ。

2014-01-12


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