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茨城県内の外国人技能実習生の失踪 過去最多ペース114人 4月末時点ジパング協同組合

category : ニュース 2017.6.1 
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 県内の外国人技能実習生の失踪者数が、4月末時点で114人に達したことが県警のまとめで分かった。昨年の同時期に比べて28人多く、統計を取り始めた平成23年以降、過去最多だった一昨年の348人に迫るペース。昨年の失踪者数は愛知県に次ぐ全国ワースト2位の302人で、失踪者数の高止まりが続いている。

 実習生の受け入れ団体がある市町村別でみると、3月末時点で鉾田市20人▽行方市14人▽神栖市6人-など、鹿行地域で多くなっている。県警外事課の担当者は「農業が盛んで受け入れ団体も多く、働き口を探しやすい」と指摘する。国籍別では、同月末時点で中国人が約4割を占め、次いでベトナム、インドネシア、カンボジアなどとなっている。

 失踪後の実習生は、他の地域の農家などで不法に働くことが多く、県警は取り締まりを強化するとともに、不法就労を助長するブローカーの検挙も進めている。

 一方、実習生が失踪後に犯罪に巻き込まれるケースもある。昨年9月、坂東市の山林でほぼ白骨化した状態で見つかった遺体は、23年8月に実習生として入国した中国籍の男性で、25年3月に失踪していた。県警が死体遺棄事件として調べている。県警は受け入れ団体などとの連携を強化し、失踪の防止に万全を期すとしている。


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