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ニ保険、多彩に 弁護士費用や孤独死にも対応ジパング協同組合

category : ニュース 2016.4.27 
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 手頃な保険料で日常生活のトラブルに備える少額短期保険(ミニ保険)。交通事故などで弁護士に相談、依頼した際の費用を補償する保険が人気だ。貸し出した部屋で起きた孤独死により損失が発生した家主への補償や、短期滞在の外国人向け医療・生命保険など、時代のニーズに対応した商品も注目されている。

 離婚やリストラで

 騒音などで近隣ともめたり、残業代未払いなどで職場と争いになったり法的トラブルが発生した場合に弁護士に解決を依頼することがある。プリベント少額短期保険(仙台市)の弁護士保険「Mikata(ミカタ)」は、弁護士への相談や依頼にかかる費用を補償、軽減する。

 保険料は月額2980円で、法律相談料として年間10万円まで、裁判などにかかる弁護士費用は1事件300万円まで保険金が支払われる。同社はトラブルの例として、子供のいたずらによる物損事故や欠陥住宅、離婚問題、リストラなどを列挙。弁護士を紹介する付帯サービスもある。

 同社によると、平成25年5月の販売開始から毎月250~300件の申し込みがある。支払われた保険金の約3割が交通事故関連で、2割強がパワーハラスメントなど職場トラブル関連という。

 担当者は「日常生活で予期せぬトラブルが起こったときに弁護士に頼みやすいようにしたい」と話す。

 3割増

 ミニ保険は保険業法改正で18年に創設された。通常の保険会社は免許制で最低10億円の資本金が必要だが、ミニ保険を扱うのは登録制で最低資本金も1千万円と参入のハードルが低く、市場が拡大している。

 高齢化や単身世帯の増加で、孤独死が問題となる中、アイアル少額短期保険(東京)は、23年から「無縁社会のお守り」を販売。賃貸住宅を所有する家主向けに、貸し出した部屋で孤独死や自殺などが起こった場合に遺品整理や清掃にかかる費用などの損失を補償する。28年3月末時点で、契約戸室数は約1万7千。27年度の収入保険料は前年度に比べ3割を超える伸びという。

 保険料は1戸室当たり月300円。清掃など部屋を元通りにする原状回復費用として最大100万円、自殺などにより借り手がなく空室になった場合の家賃損失について最大200万円の保険金を支払う。

 加入者は「過去に死亡事案を経験したため加入した」「孤独死は年齢に関係なく多くなっている」と話しているという。

 短期滞在

 ビバビーダメディカルライフ(神奈川県大和市)は、短期滞在や日本在住の外国人のための医療・生命保険のサービスを提供する。留学生や技能実習生向けもあるが、近年急増している短期滞在の訪日外国人向けの「VIVAMED EX-16」が加入者を伸ばしている。

 観光旅行や出張で日本に短期滞在(16日以内)する外国人が対象で、18~34歳の場合、保険料2500円で病気やけがによる医療費用を最大80万円、危篤や死亡などで家族を海外から呼び寄せるときの救援者費用を最大100万円補償する。入国する前に手続きすることが必要。

 野口重雄社長は「多くの訪日外国人を受け入れるためには、日本で観光を楽しむ人へのセーフティーネットの整備が課題だ。需要は高まりつつある」と話す。


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