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仕事なく「帰りたい」不法残留タイ人出頭相次ぐジパング協同組合

category : ニュース 2015.12.8 
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「仕事がない」「国に帰りたい」――。

 11月に入って不法残留のタイ人の出頭が相次いだ。茨城県警外事課によると、11月5日以降で水戸署と鉾田署に計5人が出頭。不法残留のため正規の仕事に就けず、就労先の確保に困ったようだ。

 11月26日、水戸駅南口交番にタイ人の兄弟3人が訪れ、署員に「入国管理局への行き方を教えてほしい」と頼んだ。話を聞くと、3人とも不法残留で、鉾田市内で農業のアルバイトをしていたという。所持金はそれぞれ約7万円。両親が強制送還になり、帰国したくなったらしい。

 わずか4日後の30日夜、タイ人の男(37)が水戸署に現れ、署員に「タイに帰りたい。オーバーステイです」と片言の日本語で訴えた。男は昨年2月に技能実習生として来日。鉾田市内で農業に従事したが、同年7月頃に失踪していた。友人宅を転々としながら、芋掘りなどの手伝いを続け、家族に仕送りしていたという。同署はいずれも入管難民法違反(不法残留)容疑で現行犯逮捕した。

 ある捜査員は「収穫の繁忙期が終わり、仕事が少なくなったのではないか」と推察している。


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