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高卒の技能職、採用を倍に 三井造船、受注増え人手不足ジパング協同組合

category : ニュース 2014.12.30 
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 三井造船は、2016年春に入社する高卒技能職の採用を60人程度とし、15年比で倍増させる方針だ。田中孝雄社長が26日、朝日新聞の取材に対し、明らかにした。ここ数年採用を抑えてきたが、円安により海外からの受注が増え、造船に必要な人手が不足している。今後数年で退職する高年層も多く、技能の引き継ぎを急ぐねらいもある。

 技能職の社員は、船やディーゼルエンジン、港でコンテナを積み下ろしするためのクレーンなどをつくる工場で働く。リーマン・ショック前の新造船の受注により、10年春には102人を採用したが、その後の超円高で受注が大きく減り、14年春の採用は18人まで減らしていた。

 だが、円安が進んだ昨年以降は注文が戻っている。公共工事の増加で建設業界が賃金を引き上げており、非正社員の確保も難しくなっている。定年後に再雇用したベテランから、技能を引き継ぐ教育にも力を入れる。

 また、インドネシアからの技能実習生も100人規模で受け入れる。田中社長は「日本でものづくりをしていくために、人材の確保が短期的にも長期的にも大きな課題だ」と話す。


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